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オーケストラ

これが俺達のデビュー!

えーと、忘れ物は無いかな?衣裳、衣裳、衣裳、うーんベルトとサスペンダー、靴、くつ、どんなに準備しても何か忘れ物が有るように感じてたまらないなー!あーあ。帽子は何処?

★黒のエンビに蝶ネクタイ、靴は白黒コンビ、帽子は黒のソフト帽。これが私の最高のダンススタイル。

いつからこのスタイルにあこがれるようになったのか?誰が決めたのか私の心は引かれる!この格好良さに!

物置小屋での連日の練習の成果を見せるときが来た!新メンバーの本番だ!スタッフと綿密な打ち合わせが行われる。ステージの持ち時間は30分!この時間をいかに有効に使うか!長い、おもしろく無いと思わせないようにいろいろ構成を考える!一番ショックなのは演目中にプログラムを見られる事だ!あとどれくらいだろう?とね。やはり場面展開が早いほうが休む暇が無くなるので効果的には良いが肝心なダンスの時間が少なくなる、そういう場合は転換も場面の一つにしてしまう。今回の構成はやはり最初はドカーンと大迫力で、これだけで観客はオーと思う!上手くやればだが。一番は最初に来る場面転換!ここで一気に観客が次への期待を持つ!ここが大切!良くあるパターンでは最初が大勢、次に少人数で次につなげる。無難なところだが一番怖いのがあまりに一般的でオープニングがつまらないともう駄目!いくら次が良くても感覚的に回復するには難しい!今回もごく普通のパターンで行くが転換後の場面をかなりレベルの高い物にしてある。当然転換時の美術効果で助けてもらうつもりだが。セットを移動しながらの照明効果のパフォーマンスはどうだろう。こんな打ち合わせが朝早くから分刻みに行われる、一つの舞台、たった1人で踊るにもそれを支えるスタッフはどれくらい居るのだろう?その見えないパワーを一気に集中して本番が行われる!次の瞬間全ての空間に止められないスイッチが入れられる!舞台監督の、『本番行きます音どうぞ!』の一言で!

◆みんな調子は?

●うん、ドキドキしてる!足ガクガクだよ!

■俺も!振り忘れそう!

▲あそこの振りどうだったっけ?

▼おいおい今更なんだよ!

▲あんなに練習したのに不安だなー!

★1,2,1,2,よーし頑張るぞー!

●おまえ元気だなー!緊張していないの?

★してるさ!本とはね、ドキドキ。

◆靴ひも確認して!あとベルトとサスペンダーしっかり止めておいて!

◆そうそう・・・・・チャックも。

◆よし集まろうか!

何十回、何百回やってもこの瞬間は毎回新鮮!いつも違う気持ちだ!体中のすべての機能が緊張している!全てはこの瞬間の為に有るようだ!本当に生きていると言うことが強烈に感じられる瞬間だ!

そうしているうちに幕が上がった!

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楽器は?何でも有る。 

自分に聞こえる物はすべてリズムになってしまう!歩く音、扉の開け閉め、蛇口の水滴、目覚まし音、音の中で生活している。音無では生活出来ないくらいだ!よく言う生活のリズムとはこのことかもしれない。

不思議と人間は8のリズムを持っている。音階で言うとドレミファソラシド、これも8音階。楽譜に置き換えると1小節は4カウント、ほとんどが2小節でペアなので8カウントになる。ではワルツなどはどうなる?3カウント(3拍子)ではないかと思う。だが8回繰り返すと24カウント、これは8カウントの3倍だ。小節で言うと6小節。2小節づつのペアで言うと3回の繰り返し。中途半端になってしまうがこれを8回繰り返すと24小節でりっぱな8のリズムになってしまう事になる!当然例外もあるとは思うけれど。これが音楽の基本の道筋なのかと思う。だからいくらいろんな楽器を使って滅茶苦茶に演奏してもどこかでこの基本の道筋にもどるプログラムを作って演奏していれば不自然には聞こえず一つの作品として聞こえると思う。

■1人増えた新5人メンバーのダンサーチーム、もともと4人の時も貧乏チーム!なので練習もぼろ小屋倉庫!当然楽器なんかは買えるはずがない!もっぱらリズム取りはそこらに転がっている物!木箱、ドラム缶、トタン板などが楽器だ!唯一楽器は壊れている古いピアノだけ、多少音は狂っているが今のレベルでは何ら問題ない!後は最高の楽器の生身の体!それも足!金属の金具が付いた靴を履いて奏でるリズムは天下一品!これだけでも立派なオーケストラ!

じゃあまず最初に基本のリズムでもやろうか、そうだなドラム缶がいいかな?木の棒でたたこう!えーとリズムは・・・・ターンターンターンターン、タンタンタンタタタンタンタンドン!うーんよし、これでいこう(その時ちょうどラジオからこのリズムの曲が流れていた。タイミング良くヒントが飛び込んできた)これをリズム150テンポで繰り返そう!両手を使ってもいいよ!

次は波トタン板にしよう!これを足で撫でるように!ダララララ、ダララララ、ダララ、ダララ、ダララ、ダン。これを右足でも左足でもやりやすい方で入れ替えながら!

次はトタンのバケツ!・・・・・・このリズムで!  次は木箱、木箱の上で踊ろう!足で音を鳴らそう!・・・・木箱を組み合わせて階段のようにしても良いかな?

よーし!ラストはやはりピアノだな!最高の音とリズムを出してくれよ!ピアノが入って全員少し演奏したらタイミングみてピアノだけのこして他の人は偽物楽器演奏やめて人間楽器になって踊ろう!ピアノと会話するように!カノンも入れて!その時小道具も使っても良いかな?ステッキとか帽子とか?なんか凄いぞ!!!!

ところで・・・・・・ピアノ・・・・・誰が弾くの?

もちろん○○○だろ!あいつに頼もう!おいおいメンバー増えるなー。6人かよ。

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いつもの場所

待ち合わせは物置小屋

駅から歩いて10分少々、3階建の小さなビルの一角がこの4人の練習場所!何でもない物置小屋だが、ただ置いてある物がちょっと変わっている。ここは例のレストランのオーナーの倉庫。壊れたテーブルや椅子、木箱などそれとピアノまで楽器も少しある。ピアノは音が少し狂っているが何とか鳴るので内緒で弾いている。ここの一番良いところは床が『木』と言うところだ!踊るには最高の音が出せる!

★えーと・・・・・ソロか。

ダンスでソロを踊る!ソロと言ってもいろんな場合がある、単純に1人で踊ることだがパターンがある、1シーンまたは1曲まるごと踊るパターンとシーンの中の一部分1人で踊るか、だいたいこの2つがある。丸ごと1人の場合は相手が無いため気楽な感じがするが場を埋めると言う重圧感に迫られる。会場、客席の全て目が集中する、この眼圧のシャワーは凄い!何でもないことがそうはいかなくなる!ここに踊ると言うことの最終地点の様なものを見るように感じる。この重圧をはねのけて光り輝いて踊り返す!ここまでやれたら大した者だ!次にシーンの一部分を踊るときはそのシーンの空気を読むこと!踊りは確かに1人だが場の雰囲気と言う物が有る、踊る感じにしても規制が付いてくる!これがその場の雰囲気という空気だ!この雰囲気に合った振りを踊る!ここに振り付け者と踊り手の感覚的なものが出てしまう!いくら素晴らしいダンサーでも場を駄目にすることは良くある!その場、場の雰囲気、振り付け者の意向を素早く読みとり踊る!これぞ最高のダンサーでは無いだろうか!

★俺は1番最初だから少し横に飛び出すよ!そして飛び跳ねたりして!変拍子のステップでみんなの前を横切るとしよう!

じゃあ俺は次だからその横をクロスして反対方向へ移動するよ!4×8カウントくらいね

そうしたら俺かー、そうだなー、じゃあ2人が左右に移動してくれるなら、よし!前に1歩出るよ。スターだなー、何か技でもやろうかな?

おいおい最後の俺を忘れるなよー!良いところ取られたからなー!何やろうかな?あっそうだ俺がやるときみんな低くなってくれる?そうしたら目立つからね!足技でもやるよ!ラスト4カウントで立ち上がってくれるかな!

よしこれで4人全員ソロ終了だな。そうしたらユニゾン!おー何とか行けそうだな!

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演奏・・・・・

音の世界に突入!

まず中央の幕を1人づつめくって出ます、1234,5678,・・・・・と1人4カウントで横一列に。出たらポーズで待ちます。次の音で4人ポーズ芝居!そしてユニゾンに入ります。そこの所は後にしてユニゾンです。左足スタートのバッファローを3回とブレイクで締めくくり。

◆次々と振りが付いてくる、振り付けをしているといつも特殊な空間が頭の中に出来る、もう一つの振り付け会場だ!自分の思いのままに踊るもの凄く上手いダンサーが居る!時には自分より先に踊る!そんなヒントをくれる素晴らしいダンサーだ!それも人数に応じて増える!少人数の時、大勢の時どんな条件でもOKだ!私にはいつもこのダンサーが現れる!だからいつも振りをつけるときに悩む事はほとんど無い!いや全く無いと言っても良いだろう!天性なのか?

◆たとえば買い物のように迷うときに限ってつまらない物を買ってしまう!いろいろ考えるときはやはり自分的に良い振りには成らず後から変更したくなる。でもあくまで自分の振りが最高とは思っていない、なので他人の振りは良く勉強する。一番良く勉強するところはカウントに対して振りの数、次に曲調に対してのカウントの速さ!この二つが私のポイントだ!ラストは自分の雰囲気だ!結局これに一番左右されてしまいますが。でもここまではすごく上手く行くのだがいざ実践で踊ってみるとそうはいかないことが多々ある!特殊な空間では無限のパワーで踊っているが現実の世界では重力があり一番問題な身体的能力が左右される。思いこみばかりで踊っているので現実では半分も踊れない場合が多い。これでは先に進めない!思いこみが大きいほどこのギャップが大きい!これをゼロにする事は出来ない!いかに幅を狭くするかの対決が行われる!これが大変だ!

凄い凄い!覚え早いですねー!もう8×8終わってしまいましたよ。次は各自のソロなので・・・・えーと、ここで1人・・・・こう言う風に出て・・・・次はここで重なるように、そして次の人は上手に移動、そうしたら次の人とカノンです。4人目が終わったらユニゾンですから・・・1人約8×3+4カウント・・・・次の4カウントで移動です。ではお願いします。

おいおい難しいなー!よし考えるか!

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